モラハラとは
正式にはモラルハラスメント、モラル(倫理や道徳)によって行われるハラスメント(嫌がらせ)行為のことです。
私の元夫がそれでした。
モラハラの特徴 チェックリスト
モラハラの特徴はいろいろあるようです。
◆モラハラチェックリスト◆
- 最初は優しい
- 外面がいい(家の中ではモラハラをし二面性がある)
- 結婚後、妊娠後、出産後などで豹変する
- 絶対に謝らない、自分を正当化する
- パートナーを無視をする(長期間)
- パートナーをとことん非難する
- 基本暴力は振るわず暴言を吐く
- 子供を利用する
- 嘘をつく、また真実と思いこんで嘘を付いている自覚がない
- 大声で怒鳴る、大きな音を出して威嚇する
- 共感性に乏しい
- マイルールがある、こだわりが強い
- 嫉妬深く束縛する
- 金銭的に束縛する
などです。
元夫は13項目中12が該当しました。
ありがたいことに金銭面での束縛はなかったです。 マネーハラスメントといいます。
このモラハラの厄介な点。
それは、モラハラ被害を受けている真っ只中は、相手が言っていることが正しいと思い込んでその異常性に気づけないのです。
私もそうでした。
担当弁護士さんの言葉を借りると、これが洗脳だそうです。
私の場合は、元夫の異常に耐えきれず第三者に相談した頃から徐々に洗脳がとけていきました。
「あれ?これって普通のことじゃなかったの?」と。
少しでもモラハラかもと感じるのであれば、まずは友人、知人、専門機関や弁護士など、第三者の意見を聞いてみてください。
モラハラの洗脳についてはこちらに書きましたので、ご参考ください。
これはモラハラ?判断ポイント
あくまで私の場合ですが、判断ポイントはこれでした。
- パートナーに恐怖心を抱いてしまう
- パートナーとの一緒の時間が苦痛である
元夫と話すとき動悸・息切れが起きるようになりました。
そして、元夫の顔色を毎日うかがってばかりで自由がないことに気づきました。
その洗脳に気づいたとき、逃げ出す決断をしました。
モラハラの対処方法
モラハラは治るのか。
私も別居前、何度も何度も何度もネット検索しました。
どうしたら昔の優しかった頃に戻るのか、
私が悪いのか、
悪いなら直すからなんとか離婚しないで前の家族関係に戻れないのか、と。
答えは見つかりませんでした。
もうそういう人なんだと諦めるしか無いと結論づけました。
対処方法として、私が担当弁護士さんに受けたアドバイスを書きます。
◆モラハラ対処方法◆
- まずは相談する
- 受け流す
- 逃げる
まずは相談する
まずは専門機関に相談すること。
私は弁護士相談の前に、女性相談センターで面談していました。
カウンセラーと話すことで、ストレスの緩和と自分のこれからすべきことが見えました。
モラハラが暴力になる可能性もあるから、万が一逃げ出すための準備知識。
これについてはまた別の記事で書きます。
ただこの相談窓口も色々あって、カウンセラーの人によっては
「それはあなたが我慢すればいい」
という人もいました。
意見は人それぞれですが、今思うとなんて恐ろしい。
相談窓口はいくつか問合せたほうがよいかもしれません。
受け流す
パートナーのモラハラを受け流すこと。
難しいかもしれないけど、暴言はできるだけ聞き流します。
モラハラの態度にいちいち悲しんだり謝ったり反応することをやめます。
難しいです、これ。
一応家族として一緒に住んでいるし。
家にいる間は必然的にモラハラと関わらざるを得ないです。
ですが、まともにモラハラの攻撃を受け止めていると被害者側のメンタルがやられてしまいます。
できる限り関わらないこと、まともに受け止めないことです。
私も逃げ出すまでの間にこれ以上精神をすり減らさないためにもできるだけ努めました。
これができたらモラハラ攻撃をコントロール可能
逆に言うと、この対応策さえ使いこなせれば、次の「逃げる」の行動は必要ないかもしれません。
上手にモラハラ相手をコントロールできるのですから。
もしモラハラ相手に対して「受け流す」対応が可能で別居を急がなくてすむのであれば、モラハラ相手に吠えたいだけ吠えさせておいて脱出計画を着々と進めれていきましょう。
- モラハラ証拠を集める
- 逃亡資金を蓄える
- もし働いていないなら脱出後の仕事を探しておく
- 別居の賃貸住宅を探す
・・・など、準備すべきことは山程あります。
でももし「受け流す」がうまくできないであれば、次の「逃げる」の選択を考慮に入れましょう。
モラハラ攻撃による精神的ダメージは本人が思うよりも大きいです。
そのうちストレスから身体面にも影響してくる可能性もあります。
私も逃げ出す直前はストレスから
- 体重が7kg減
- 原因不明の皮膚病を発症
などの症状が表れました。
自分を守ることが第一です。
逃げる
受け流してもモラハラが改善しない場合は、もう逃げます。
我が家の場合、元夫の無視は私のみならず子供たちにも及んでいました。
私だけが被害者なら耐え忍ぶだけでよいのです。
子供たちもモラハラ被害者になると、子供の人格構成にどんな影響を及ぼすのか心配でなりませんでした。
大人の私でさえモラハラ攻撃の罵倒されたり無視されたり、かなりのダメージを受けていました。
これを子供が受けたらどれだけ傷つくことだろう、と。
だから私は「受け流し」ながら「逃げる」準備をすすめました。
最後に
対処方法「逃げる」を実施する前に、別居・離婚となったときのために必ず準備しておきたいことがあります。
後で後悔しないようにしっかり準備してから逃げましょう。
これについてはまた別の記事で詳しく書きます。
それでは。
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